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第2回:9年待ってください。 コルクは究極の【ECO素材】

2016.11.09

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   私たちサンタ通商が12月より販売を開始する、日本初公開、 第四世代コルクフローリング【AUTHENTICA】。
前回は全4回特集の第1回目ということで、商品概要を簡単に紹介させていただきました。

 第1回:日本初公開… 重歩行可能な【第四世代】コルクフローリングとは

 第2回からは、コルクフローリングの優れた性能について具体的にご案内します。


   第2回:9年待ってください。 コルクは究極の【ECO素材】

   AUTHENTICAはコルクフローリングの名の通り、主要部材にコルクが採用されています。日本でコルクと言えば、ワインの栓や掲示板用のボード、コースターなどで日常的に利用されている素材です。しかし、コルクがどのように採取されるかはご存じない方がほとんどではないでしょうか。



  【コルク】とは?

   地中海沿岸の南ヨーロッパ~北アフリカ周辺に生息するコルク樫(かし)いわゆる「コルクの木」は、植樹からおよそ25年で成木となります。十分に成長したコルク樫は、熟練の職人の手によって外側だけを剥(は)ぎ取られます。剥ぎ取った樹木の外側、いわゆる【コルク樹皮】こそが私たちのよく知るコルク商品の正体であり、これを精製することでコルク栓やフローリングへと生まれ変わるのです。

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剥ぎ取られた大量のコルク樹皮が運ばれていきます。

 


   コルクは【9年サイクルで生まれ変わる】

   コルク材採取の最大のポイントは「樹皮だけを剥ぐ=伐採をしない」という点です。一度樹皮を剥ぎ取られたコルク樫は、約9年をかけて樹皮をより上質に再生させます。  再生したコルク樹皮を職人が再度剥ぎ取り、また9年かけて生まれ変わります。コルク樫の寿命は約200年のため、9年サイクルで1本のコルク樫から約20回コルク樹皮を採取することが可能な計算になるのです。

   また、200年という長期にわたり利用可能な資源ということで、コルク樹皮の採取スケジュールは厳密に管理されています。現地(ポルトガル)では剥ぎ取る年ごとにコルク樫に番号が振り分けられ、森を見るだけでいつ剥ぎ取るコルク樫か分かるようになっているのがとても印象的でした。

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「7」は2007年に剥ぎ取られた印  (写真はAmorim社日本担当のPaulo氏)

        


  【100%利用可能】な夢の素材

   また、コルクの樹皮には「無駄になる部分が一切ない」という特徴があります。樹皮の中には密度の高いものから低いもの、厚く剥ぎ取れたものからペラペラのものまで存在します。しかし、その全てが余すところなく何らかの商品へと利用されます。例えば、密度の高いものはコルク栓に利用され、密度の低いものは精製・圧縮し床材やコースター、その他さまざまな商品に生まれ変わります。

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靴底もコルク材。現地では100%コルクの靴も売られていました

 


  【ECO素材と呼ばれる理由】

  ここまでご説明いたしましたが、結論するとコルクの特徴は以下の二点に尽きると言えるでしょう。

●伐採ではなく剥ぎ取りと再生で「繰り返し採取可能」

●「原材料を余すところなく100%利用可能」

この二点の特徴によってコルク材は【究極のECO素材】と呼ばれ、欧州を中心に世界各国で今注目を集めているのです。


今回はコルクフローリング【AUTHENTICA】の根幹、コルク材の成り立ちについてご説明しました。

次回は「第3回 : 木より快適… コルクフローリングを採用する【5つのメリット】」をお届けします。


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