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シンプソンドアの ◆ウルトラブロック ◆ウォーターバリアー ◆ナンタケットコレクションとは

2016.09.13

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前回、木製ドアを長く使うためのポイントをご紹介しましたが、今回は庇や配置の工夫だけではなく、より積極的に日射や雨からドアを保護するシンプソンの”3つの工夫”をご紹介します。


   ◆ウルトラブロック  -水の浸み込みをブロック

   シンプソンが早い時期に標準化したオプションが「ウルトラブロック UltraBlock®」です。普通の雨なら軒や庇でしのげますが、台風などの強風に乗って降りかかる雨は長時間ドアを濡らし、水や湿気がドアの足元に溜まりがちです。それが徐々にドア内部に浸み込んで、膨張や剥離の原因になる事があるため、それを防ぐのが「ウルトラブロック」の役割です。

   木繊維と樹脂を固めた素材を、水が最も浸み込みやすい縦框(カマチ)の足元に埋め込み、木の導管に沿った水の吸い上げを止めて、膨張や反りを抑えます。現在、シンプソンの全ての外部用ドア(44mm厚)に標準もしくはオプションで付ける事ができる保護構造です。
※サンタ通商では現在、基本全てのドアに対してウルトラブロックを入れて発注しています。

UltraBlock-Product-Data-Sheet-000resized


   ◆ウォータバリアー  -木製ドアの用途を広げる

   勝手口ドアを木製で計画する場合、敷地の関係で軒の出幅を抑えないといけない場合が出てきます。また、テラスドアとして両開きのガラスドアをデッキ向きに設置したい場合なども、庇や軒の出幅が不足する事が多いようです。そのような場合も希望のドアに「ウォーターバリアー®」のオプションを組み合わせれば、雨に当たる時間が多少長くてもドアを痛めることなく使用する事ができます。

   構造は少し特殊で、まず外側面を薄い繊維版と樹脂製の格子およびガラス押え縁がカバー、ウルトラブロックの併用でドアの表面と下からの水の浸み込みを最小限に抑えます。繊維版は白いプライマーによる下地処理がされていて、ペンキ塗りで仕上げます。内側は通常の木がそのまま見えていますので、木製ドアの風合いを崩すことなく、ステインやオイルによる仕上げが可能です。 シンプソンのガラス入りドアを「ウォーターバリアー」で強化すれば、今まで諦めていた場所や用途にも木製ドアを使う事ができます。

WaterBarrier-Product-Data-Sheet-001


   ◆ナンタケットコレクション -木製ドアの常識を覆す脅威の対候性

   シンプソンの「ナンタケットNantucket®」コレクションは全てのドアシリーズとは異なる構造を持っています。框は22mmの無垢材を2枚、表裏で貼り合わせた”厚板2層ラミネート構造”に、標準ドアの”ほぞ”を何倍も太くした頑丈な内部補強材を使った接着接合で組み立て、更にほぞ抜けを防止する堅い”木製ピン”を貫通させて固定するという念入りな構造を採っています。

   その結果、他のシリーズのドアに比べて重く、化粧単板ではないため剥離せず、木目の風合いが表に出ていて、香りまでが違うように感じます。樹種の選択肢はダグラスファーサペレマホガニーヌートゥカサイプレスの3種類。頑丈さが最大の特徴で、3種類全て10年という普通の木製ドアでは考えられない長期間保証がナンタケットコレクションの最大の利点となってります。このナンタケットだけは軒の出幅が保証要件ではなくなり、設計の自由度を妨げません。

   ナンタケットは透明ガラス入りがベースのドアとパネルドアの一部にデザインが限られますが、究極とも言える頑丈さと独特の重量感を実感したい方におすすめのラインです。

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Nantucket-Doors-000kai Nantucket-Doors-002 Nantucket-Doors-045 


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