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2016年9月23日

アメリカのトイレ事情

みなさん、こんにちは☆
今回のブログよりこちらにお引越ししました~٩( ´◡` )( ´◡` )۶
シアトルは夏はあったのか!?と思うような短さで夏が終わり秋へと移り変わっております。
朝方は10℃くらいと布団の中のヌクヌク感が心地よくなってきた今日この頃(๑¯ω¯๑)

肌寒くなるのと恋しくなるのが日本の鍋物、おでん、こたつ、ホッカイロにそして。。。トイレの温かい便座(笑)
トイレ先進国日本で育った私は便座は温かいものと脳にインプットされてしまっているので1年半経った今も寒くなるとこちらの冷たく冷え切った便座が憎たらしく思えるほどです˚‧º·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )‧º·˚

という事で今回のブログはこちらのトイレ事情についてʕ→ᴥ←ʔ
※お食事中に読んでくださっている方トイレの話ですみません。。。

アメリカに旅行されたことのある方はアメリカの公共トイレを見たことがあるかと思いますが、アメリカの公共トイレのドアは下30-40cmが無いっ!!!ドアと柱の間に隙間がある!!!そして表示錠も無い!!!
トイレ

日本の公共トイレと言えば、デパートはこんな感じ。完全に個室になっていて空いてるかどうかは電子表示で一目瞭然!

SAMSUNG

数年前に大賞を取ったという渋谷ヒカリエのトイレなんかどっかの食品工場みたいなエアシャワーまでついているそうな。
トイレ3

まー日本人の私でも日本のトイレはすご過ぎると思うほど進化していますが、アメリカは何でこんなにシンプルなトイレなのか。。。

まずドアが下まで無い理由は犯罪防止のためなんだそうな。
悲しいことに犯罪の多いアメリカ。完全に個室となるようなトイレはNGなのだとか。
ドアの鍵もひっかかる程度で何とも締りが悪い。これも蹴って開けられるようにという説もあります(◉◇◉`)

そんな至ってシンプルであまり長居したいと思わないアメリカのトイレが今年になって話題の的となりました。
その理由は”LGBT”。LGBTとはLesbian, Gay, Bisexual, Transgenderの頭文字。
有名人が性同一性障害を公表し性転換手術をしドキュメント番組になったり、同性婚が法律的に認められる州が増えたりしているアメリカ。

特に今回物議を起こしたのは、性同一性障害を持つ人が自分の主張する性別のトイレや更衣室を使用できないのは「性差別」ではないかという事。これに対し市民の意見は賛否両論。
性差別だという人もいれば、性同一性障害だと主張すれば男の人が女性のトイレを使用出来てしまうのは危険すぎる!といった意見などなど。

これによりノースカロライナではトイレ法という新しい法律が出来き「トイレは出生証明書と同じ性別のトイレを使用する事」と言った法律が出来たりもしましたが、これは完全なる性差別だと開催予定だったNBAのゲームを取りやめられたり、多くの著名人や大企業がノースカロライナに対し抗議活動を行いました。

アメリカではこの問題に対しこれから多くのUnisexと表示されたトイレや下記のようなサインをしたトイレを見ることが多くなると思います。男性も女性もハンディキャップのある人も誰でも全員が使用できるトイレ。
IMG_6597 トイレ4

この問題はこれからの日本でも今後考えなくてはいけない内容になるでしょうね。
アメリカでは性と格闘する個人をどう尊重するかが問題視されましたが、高齢化の進む日本においては性別の違う介護者が施設に同行する際どこまで対応が可能なのかといった点も注目されると思います。
ファミリー用トイレや更衣室は日本でもよく見るようになりましたがこういった性に対するバリアフリーも今後は注目されそうですね♪(ᵔᗨᵔ๑)

ではSee you soon on next Blog♪

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