窓とバーティカルトリートメントの美しいバランス -Interior decoration –

ライフスタイリスト 乃浬子Noriko K. です。

こんにちは、暦の上では立秋を過ぎましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

今回は私たちのライフスタイル、衣食住の中から、住=インテリア・デザインにフォーカスしてみたいと思います。

さて、突然ですが、あなたのインテリアに対するこだわりはなんでしょうか?

実はニューヨークのパーソンズデザインスクールでインテイリアデザインを勉強した経験から、私たち日本人はインテリアへのこだわりが残念ながら比較的少ないなぁっと感じます。

っと言うのもインテイリアって、外の世界で色々な人間関係や仕事などのストレスで心身がボロボロに疲れることもあって、そんな私たちがリラックスできるスペースだったり癒してくれる場だったり、そしてまた明日に向けて心身をリカバリーしてくれる大切な大切な場所ですから。 自分を大事にするようにインテリアを大事にしてほしい。そんなふうに思うのです。

そこで今日はみなさまと一緒に、「住」へのこだわりについて思いを巡らせてみたいと思います。 

みなさまの、ライフスタイルシフトの、ヒントになったら嬉しいです。
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*遊び心と癒し感のあるこんな壁紙をニッチなスペースに用いただけで、お家に居ながらにして心のリトリートが出来そうですね!
このインテリアのWindow には、米国MARVIN 社の木製サッシを使用しています。

 

さて、先ほどの「インテリアに対するこだわりは?」という質問に、みなさまはどんな答えが浮かんできたでしょうか?

ちなみに、私がインテリアで大切にしていることは 「色とスタイルのバランス」。
えー?それではお洋服選びと一緒じゃない!? 
そう、大切にしているこだわりポイントは「色とスタイルのバランス」なのですが、「衣」と「住」では視点がまったく違います。

お洋服では 客観的に似合う、「私の個性を活かしてくれる色とスタイル」のバランスにこだわる。

インテリアでは、主観的に落ち着く、「私の心身を癒してくれる色とスタイル」バランスにこだわる。

「似合う」と「好き」の使い方を極めると、ライフスタイルはとても愉しくなるのです!!

 

 

ところで、私たち日本人と、欧米人の、インテイリアファブリックに対する考え方、捉え方は、ちょっと異なっているようです。

欧米では、ソファーやベッドリネン、絨毯などの ホリゾンタル(横)トリートメントとして、そして、 バーティカル(縦)トリートメントとしては、ウインドードレープリーや壁にまでも! 縦にも横にも布を施して、豪華さや個性を演出してきました。 

一方、日本家屋に置いては、床や天井などの、ホリゾンタル(横)には木か畳を、 そして襖(ふすま)、障子、壁、天戸などバーティカル(縦)には木と紙と土を用いてきました。

以前にも何度か書きましたが、侘び寂びの世界観を表現した日本のインテリアスタイルは、そこに個性を求めるというより、禅やマインドフルネスに通ずるシンプルなスピリッツの現れとして、今まさに世界中で再認識され始めていて、それは私たち日本人にとって本当に嬉しい限りです。

その流れからわかるように、日本の建築に、本格的に「布」がインテリア素材に加わったのは、西洋文化が入ってきた明治時代以降だったのですね。

そんな私たちが、新しい家を購入したり、お住まいのインテリアをリニューアルするときに、家具にはこだわるけれど、カーテンや壁紙は外からの目隠しになればいい、とか、遮光になればいいという、機能重視から 無難なものを選択をする方が多いように感じるのは、インテリアファブリックの未知なる可能性に、私たちはまだまだ気づいていないのかもしれません。

もちろん無難が悪いということではないのですけれど、 今やほとんどの方が基本洋式のインテリアを選ばれているのですから、もっとバーティカル(縦)に布を使うことで、私たちのライフスタイルをもっと豊かに演出することが出来るのだということを、みなさんに知って頂けたらと思うのです。 

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 っと言うのも、ちょっとイメージしてみて下さい。

寝る時には天井が視野のほとんどを占めますけれど、家の中で起きて生活をしている時は縦にあるモノが視野に入りますよね。

ファブリックや壁紙などの「縦」の存在が、心理的に私たちの生活に思いのほか影響を及ぼすのです。
そう!ファブリックトリートメントを意識するだけで、もっともっとライフスタイルは楽しくなりますよー♪

っということでたとえば、リビングルームの窓枠やドア、外に見える景色の雰囲気に併せて、シンプルな色やバランスを選んでみると・・・。%ef%bd%b2%ef%be%9d%ef%be%83%ef%bd%b8%ef%be%9e%ef%be%98%ef%be%83%ef%bd%a8%e3%80%80%e3%83%a2%e3%83%80%e3%83%b3 

ベッドルームの家具や様式、スタイルに併せて、クラッシックな素材やデザインにこだわってみると・・・。

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縦目線に自分の「好き」な色やスタイルをプラスすると、喜びにあふれたインテリアスペースになるのですね!

欧米ではインテリアデコレーターという職業が存在します。
住む人が確固たる自分のスタイルを持っているからこそ、プロに委ねることを楽しめるのかもしれません。

ウインドートリートメントや壁紙を自分で選ぶという発想は、まだ日本ではあまりポピュラーではないので、正直ちょっとドキドキしちゃいますけれど、ここはひとつ、自分の「好き」をカタチにするためにも、こんなステキな素材がいっぱい揃っている こんな インテリアファブリックのショールームで、プロのインテリアコーディネイターさんとお話してみると、あなたの知らなかった無限の可能性が観えてくるのではないでしょうか。

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ほかのインテリアを変えなくても、かなりの縦の視覚範囲を占めるカーテンを取り換えただけで、お部屋全体が生まれ変わってリフレッシュするはず。
今お使いのカーテンを束ねる、タッセル↓↓↓ を、変えることからスタートするだけでも きっとステキなライフスタイルへのシフトは始まりますよ。

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これからの時代のインテリアスタイルは、和洋折衷、古今折衷なんでもあり!!
様式にこだわらず、正解を求めずに、心が喜ぶ自分らしいライフバランスを愉しみましょう♪

今日もご一緒してくださってありがとうございました。

ライフスタイリスト 乃浬子Noriko K. でした。

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2017年08月22日 | Posted in Column, gallery, ライフスタイル, | | Comments Closed 

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