「結婚」に観る ライフスタイルの多様化 -Wedding style shift-

ライフスタイリスト 乃浬子Noriko K. です。

こんにちは、東京はここのところ、ぐっと秋めいてきましたが、みなさまのエリアは如何でしょうか?

 

先日、東京ビッグサイトで開催されたJJF(ジャパン・ジュエリー・フェア) で、ゼクシィの若き聡明な平山編集長から、変わりゆく結婚観と、それに伴うブライダルジュエリーの価値観の変遷についてとても興味深いお話を伺ってきたので、今日はその話題をシェアしたいと思います。

 

「結婚しなければ幸せになれなかった時代から、結婚しなくても幸せになれる時代へ。今は結婚しなくても幸せになれる時代です!」 
その講演会は、こんな思いがけない言葉から始まりました。

なにしろ揺るがない結婚情報誌のゼグシィですからね―、こんな逆説な視点からのハッとするメッセージに思わず心が躍りました。

 

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」

このフレーズは実際に、ゼグシィのCMのキャッチコピーとして4月から使われているんですね。

思い切ったCMに対して、「どんな生き方をも否定しない提案が素晴らしい!」と、多くの共感を呼んでいるんだそうです。

そう、私たちの住む今の時代は、なんとも有難いことに、どんな生き方を選んでも幸せになれる時代なのです。

だとしたら、あなたはどんな幸せのカタチを選択するのでしょうか。 

結婚されている方も、されていない方も、この機会に これからの結婚について一緒に考えてみませんか?

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心の窓を啓いて、新しいライフスタイルを見出していこう! このインテリアのWindow には、米国MARVIN 社の木製サッシを使用しています。


まずは婚姻率と離婚率の推移をグラフで観てみましょう。
離婚率は思いのほか増えていないけれど、婚姻率は極端に減少していますね。

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今は働き方、住み方、家族形成、趣味、食生活、ファッション・・・ライフスタイルすべてが多様化していて、それに伴い結婚のカタチも大いに多様化しています。
結婚=幸せではない、っと、多くの人たちが感じるようになって来ているのですね。

また、時代の変化のスピードも目まぐるしく変化していて、10年前には影も形もなかったものが、今は当たり前になったりするし、必要不可欠だったものが、消え去っていたりする。
世代間の価値観の違いが生まれても当然だし、まして、個人の価値観の違いが生まれるのも当然と言えば当然です。

こんな経緯から観て、現在は「ありのまま婚」というスタイルが主流になっているとのこと。

「世間はそういうもんだから」「常識的にはやっておかなければ」という、こうしていれば無難という意識が、もはやモチベーションにはならない。
「披露宴」って、いったい誰に披露するんだ!? っという感覚も芽生え、挙式と披露宴を上げる率が7割を下回っているのだとか。

それぞれの違った価値観から観て「結婚」を、自由なカタチにしていく時代なのかもしれません。
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そういえば、結婚のことを「ゴールイン」と呼んでいましたね。

それって、どれだけステキで華やかな結婚式をするかということに重きを置いていて、そこからが新たな人生のスタートだと言うことをうっかり忘れているように聞こえて、私的にはずいぶん違和感を感じていましたが、今はもう、ゴールとか、人生の墓場とか(笑) は、死語なのかもしれません。

最近は、女性からのプロポーズも増え、ダブルインカムも当たり前、そして結婚式前になんと8割の方たちが入籍なさると言います。
男女の役割がフェアになっていると言うこともあるのでしょう。

ステキな結婚を夢見る時代から、結婚は現実的な生活=ライフスタイルであるという地に足がついた認識をもって、二人で新しいライフスタイルを築き上げていくことが結婚することなのだという価値観にシフトしつつあるのですね。

 

 

では、ブライダルジュエリーへの意識は、どうなのでしょうか?
果たしてこちらの意識は、そんなに大幅には変わっていないそうです。

なぜなら、結婚することの中で、実際にカタチとして残るものは、お式でもドレスでも新居でもなく、指輪なんですね。でも、何カラットのダイアモンドをもらった、という世間にアピールする刹那的な価値観より、どれだけふたりの想いを込めたかという永続的な意味合いに価値を見出しているとのこと。

ひところ前は「給料の3カ月分」なんて、CMもあったエンゲージメントリングですが、

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マリッジリングのみに、二人の想いを込めるカップルが断然多くなっているのだそうです。

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なるほど! 瞬間的な幸せから、継続的な幸せへと、シフトしていると言うことですね!

実は、結婚 10年とか、15年とかの節目節目に、ふっと離婚を考える方たちも多いのだそうで、これはむしろ二人の価値観のずれを確かめ合ったり、パートナーの想いを受け取ったりする、いいチャンスになるのではないでしょうか?

そんな意味でもアニバーサリージュエリーは生き残るのかもしれません。

ただし、結婚23周年にはサファイア婚とか、30年はパール婚とかという、お決まりの形式的なモノより、たとえばベビーが誕生した時の記念に、3人のバースストーンを使って「ニューチームジュエリー」を創るとか、離婚の危機を乗り越えた時にこそ二人の成長を祝って「ライフシフトジュエリー」を創るとか、特別な想いを込めた唯一無二のジュエリーをデザインしてみてはいかがでしょう。

 

いま、結婚を社会的にパブリックに向けてお披露目する行事から、パーソナルに二人に人生を自由に選び取っていくスタイルにシフトしています。

結婚をしても幸せ、しなくても幸せな 時代・・・・自発的にどんなスタイルも選べる「最幸な時代」ということなのですね。

だからこそ、自分をより幸せにしてあげるために、あなたはどんな選択をしていきましょうか?

 

 

 

今日もご一緒してくださってありがとうございました。

ライフスタイリスト 乃浬子Noriko K. でした。

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2017年09月29日 | Posted in Column, gallery, イベント, ライフスタイル, | | Comments Closed 

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