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「結婚」に観る ライフスタイルの多様化 -Wedding style shift-

ライフスタイリスト 乃浬子Noriko K. です。

こんにちは、東京はここのところ、ぐっと秋めいてきましたが、みなさまのエリアは如何でしょうか?

 

先日、東京ビッグサイトで開催されたJJF(ジャパン・ジュエリー・フェア) で、ゼクシィの若き聡明な平山編集長から、変わりゆく結婚観と、それに伴うブライダルジュエリーの価値観の変遷についてとても興味深いお話を伺ってきたので、今日はその話題をシェアしたいと思います。

 

「結婚しなければ幸せになれなかった時代から、結婚しなくても幸せになれる時代へ。今は結婚しなくても幸せになれる時代です!」 
その講演会は、こんな思いがけない言葉から始まりました。

なにしろ揺るがない結婚情報誌のゼグシィですからね―、こんな逆説な視点からのハッとするメッセージに思わず心が躍りました。

 

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」

このフレーズは実際に、ゼグシィのCMのキャッチコピーとして4月から使われているんですね。

思い切ったCMに対して、「どんな生き方をも否定しない提案が素晴らしい!」と、多くの共感を呼んでいるんだそうです。

そう、私たちの住む今の時代は、なんとも有難いことに、どんな生き方を選んでも幸せになれる時代なのです。

だとしたら、あなたはどんな幸せのカタチを選択するのでしょうか。 

結婚されている方も、されていない方も、この機会に これからの結婚について一緒に考えてみませんか?

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心の窓を啓いて、新しいライフスタイルを見出していこう! このインテリアのWindow には、米国MARVIN 社の木製サッシを使用しています。


まずは婚姻率と離婚率の推移をグラフで観てみましょう。
離婚率は思いのほか増えていないけれど、婚姻率は極端に減少していますね。

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今は働き方、住み方、家族形成、趣味、食生活、ファッション・・・ライフスタイルすべてが多様化していて、それに伴い結婚のカタチも大いに多様化しています。
結婚=幸せではない、っと、多くの人たちが感じるようになって来ているのですね。

また、時代の変化のスピードも目まぐるしく変化していて、10年前には影も形もなかったものが、今は当たり前になったりするし、必要不可欠だったものが、消え去っていたりする。
世代間の価値観の違いが生まれても当然だし、まして、個人の価値観の違いが生まれるのも当然と言えば当然です。

こんな経緯から観て、現在は「ありのまま婚」というスタイルが主流になっているとのこと。

「世間はそういうもんだから」「常識的にはやっておかなければ」という、こうしていれば無難という意識が、もはやモチベーションにはならない。
「披露宴」って、いったい誰に披露するんだ!? っという感覚も芽生え、挙式と披露宴を上げる率が7割を下回っているのだとか。

それぞれの違った価値観から観て「結婚」を、自由なカタチにしていく時代なのかもしれません。
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そういえば、結婚のことを「ゴールイン」と呼んでいましたね。

それって、どれだけステキで華やかな結婚式をするかということに重きを置いていて、そこからが新たな人生のスタートだと言うことをうっかり忘れているように聞こえて、私的にはずいぶん違和感を感じていましたが、今はもう、ゴールとか、人生の墓場とか(笑) は、死語なのかもしれません。

最近は、女性からのプロポーズも増え、ダブルインカムも当たり前、そして結婚式前になんと8割の方たちが入籍なさると言います。
男女の役割がフェアになっていると言うこともあるのでしょう。

ステキな結婚を夢見る時代から、結婚は現実的な生活=ライフスタイルであるという地に足がついた認識をもって、二人で新しいライフスタイルを築き上げていくことが結婚することなのだという価値観にシフトしつつあるのですね。

 

 

では、ブライダルジュエリーへの意識は、どうなのでしょうか?
果たしてこちらの意識は、そんなに大幅には変わっていないそうです。

なぜなら、結婚することの中で、実際にカタチとして残るものは、お式でもドレスでも新居でもなく、指輪なんですね。でも、何カラットのダイアモンドをもらった、という世間にアピールする刹那的な価値観より、どれだけふたりの想いを込めたかという永続的な意味合いに価値を見出しているとのこと。

ひところ前は「給料の3カ月分」なんて、CMもあったエンゲージメントリングですが、

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マリッジリングのみに、二人の想いを込めるカップルが断然多くなっているのだそうです。

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なるほど! 瞬間的な幸せから、継続的な幸せへと、シフトしていると言うことですね!

実は、結婚 10年とか、15年とかの節目節目に、ふっと離婚を考える方たちも多いのだそうで、これはむしろ二人の価値観のずれを確かめ合ったり、パートナーの想いを受け取ったりする、いいチャンスになるのではないでしょうか?

そんな意味でもアニバーサリージュエリーは生き残るのかもしれません。

ただし、結婚23周年にはサファイア婚とか、30年はパール婚とかという、お決まりの形式的なモノより、たとえばベビーが誕生した時の記念に、3人のバースストーンを使って「ニューチームジュエリー」を創るとか、離婚の危機を乗り越えた時にこそ二人の成長を祝って「ライフシフトジュエリー」を創るとか、特別な想いを込めた唯一無二のジュエリーをデザインしてみてはいかがでしょう。

 

いま、結婚を社会的にパブリックに向けてお披露目する行事から、パーソナルに二人に人生を自由に選び取っていくスタイルにシフトしています。

結婚をしても幸せ、しなくても幸せな 時代・・・・自発的にどんなスタイルも選べる「最幸な時代」ということなのですね。

だからこそ、自分をより幸せにしてあげるために、あなたはどんな選択をしていきましょうか?

 

 

 

今日もご一緒してくださってありがとうございました。

ライフスタイリスト 乃浬子Noriko K. でした。

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2017年09月29日 | Posted in Column, gallery, イベント, ライフスタイル, Comments Closed 

立春とグランドホッグデー- Spring has almost come♪ –

こんにちは。ライフスタイリスト乃浬子Noriko K. です。

 

まだまだ寒い日は続きますが、立春を過ぎて春本番が待ち遠しくなってくる今日この頃ですね。

 

日本のお正月は、新暦であるグレゴリオ暦(太陽を基準にした太陽暦)をもとに1月1日と定められていますが、明治ころまでは日本も旧暦(月を基準にした太陰暦)を採用していたので、1月末頃(変動する)が旧正月でした。

今でも中国やベトナムなどアジア圏では、旧正月を春節と呼んで大きなお祭りをする国も多いそうです。

旧正月も新正月も、太陽や月の動きに基づいてはいますが、人間のつくったルール。

人間が この社会で活動するために、一年はこういう周期にしようと人間が決めた、人間主体の決まり事なのですね。

一方「立春」は、天体の動きによって決まるもので、あくまで、地球と太陽の位置関係など、天体から見て導きだされるものです。

自然が主体なんですね。

そんなことを紐解いていくと、お正月より「立春」の方が地球とともに新しい年を迎える日のようで、思わず襟を正してしまうのは私だけでしょうか? 

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立春の前日の2月3日は節分です。 みなさまは豆まき、しましたか?

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私たち日本人は、「福は内、鬼は外」と言いながら、福豆を撒く風習がありますね。なんと、奈良時代に端を発し、江戸時代に庶民に広まった季節行事なのだそう。穀物には邪気や災厄を祓ってくれる力があると信じられていたこと。

そして、魔(鬼)の目をめがけて豆を撒くという語呂合わせからお豆を撒くのだと言われているそうです。

私は、先日伊勢神宮に参拝しに伺って、内宮の門前でスペシャルな福豆を購入してきたので、「内もハッピー♡ 外もハッピー♡」っと、すべての方たちのところにHappy(福) が訪れるよう祈りながら豆まきをしました(笑)

そのあとは待望の恵方巻を。

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こちらの風習は、以前から大阪方面で節分に食べられていた太巻きを、あるコンビニエンスストアチェーンが1998年ころから全国的に広めた、新しい習慣なのだそうです。20年足らず!瞬く間に広まったのですね。

昨今はいろいろな国籍の楽しい恵方巻が手に入るので、情報に踊らされることなく丸かぶりはせず、適度に切り分けて、北北西方面をちょっぴり意識しながら、愉しく会話をしながら、ゆ~っくりと味わって頂きました♪

何ごとも決まりごとに縛られることが嫌いで、自分の心が趣くまま、心身が喜ぶことを選択していくタイプです(笑)

 

 

さて、アメリカにはちょっとユニークな立春の行事があるのでご紹介しましょう。

その名も「グランドホッグデー」

リスによく似たグラウンドホッグという小動物に今年の春の訪れを占ってもらうというもの。

毎年、2月2日に冬眠から覚めたばかりのグランドホッグくんたちを穴から出して、最初の動きを見て春がいつ頃来るか教えてもらうのだそうです。

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タキシードの紳士たちと、ちょっとぷくっとしたグランドホッグが一緒に、真剣に占う春の訪れ予想♪

実際の天気予報に比べるとこの春占いは3割程度の正解率なのだけれど、東部のペンシルベニアあたりでは、もう何十年もつづいている風習なんだそうです。
ちなみに2017年は、自分の影を見てびっくりしてしまったグラウンドホッグくんが、また巣の穴の中に逆戻りしてしまったので、まだ6週間は冬が続くのだとか(笑) 世界一チャーミングな春占いではないでしょうか?

 

そういえば、もうずいぶん前ですけれど、ビルマーレィ主演 の「Ground hog day」(日本名は「恋はデジャヴ」 )

という、こちらもとてもチャーミングな映画がありましたね。

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辛辣な人気気象予報士のビルマーレィが、グランドホッグデーの取材にペンシルバニアの小さな町に行って、「なんて退屈な田舎なんだ!」っとぷんぷん怒っていたら、来る日も来る日も永遠に繰り返される2月2日のループから抜け出られなくなてしまう。
でもその体験から、穏やかに日常が繰り返すライフスタイルのすばらしさ、有難さを、学んでいくというようなストーリーです。
ちょっぴり哲学的で奥の深い、ビルマーレィらしいステキなコメディでした。

 

「春」という季節は何かが新しく始まるときという感じがしますね。

そのウキウキする感覚は、国境を越えて、私たち人間の純粋な気持ちなのかもしれません。

私たち日本には「立春大吉」というとても縁起がよい響きの言葉があります。4f27f3278d458afd15c837a6ccb59dc9

立春大吉って縦に書いてセンターで折ったら左右対称でしょう。

これって鬼(邪気や災厄)から身を護るためのお札なのだそうです。

立春からスタートする2017年春! 

この言葉のように、みなさまにとって大吉のパワーあふれるシアワセな一年で在りますよう、心よりお祈りしています♡

 

今日もご一緒してくださってありがとうございました。

ライフスタイリスト 乃浬子 Noriko K. でした。

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2017年02月06日 | Posted in Column, gallery, イベント, シーズン, ライフスタイル, No Comments » 

自分を幸せにする2017年へ-Enjoy your spontaneous lifestyle-

こんにちは。ライフスタイリスト乃浬子Noriko K. です。

2016年もあと数日となりましたね。

みなさまにとって、今年はどんな年でしたでしょうか?

私の2016年は、去年の暮れに頂いた「challenge チャレンジ」というお題を、

じっくりと愉しみながら探求した一年でした。

そこから観えてきたことを、ぜひ来年に活かしていこうと思っています。

 

何かと波乱に満ちた年になりそうな、2017年。

そのスタートを切るのがアメリカ新大統領の就任ですね。

2017年は私たちにとって どんな年になるでしょう?

 

政治にはまるで疎いタイプなので、このテーマでお話するのはちょっと憚るのですが、

来年に向かって、「リーダーの資質って何だろう?」っと、

そんなことに想いを馳せながら  丸窓から空を見上げつつ、今年最後のブログを書いています。

 

暮れのお忙しい中、ちょっと一息入れてお読みいただけると嬉しいです♪

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 ご存知のようにアメリカでは4年に1度 election day (大統領選)が11月にあって、

国民投票によって選ばれた大統領候補が翌年の1月に就任します。

 

ちなみに私がニューヨークに住んでいた、1980年代後半~2000年の間にも大統領就任が数回あり、

私のようにワーキングビザで働く、他国籍の人間には選挙権はないのですが、

アメリカ国民にとっては自分自身で投票して選出する次期大統領への興味度、関与度は、

毎回半端ではなかったなぁっと記憶しています。

アメリカという国は、自分たちの国を一緒に支え合おうという、姿勢を持っているんだな~っと感じたものでした。

 

 ときを同じくして、1980年代のニューヨークでは、

ドナルド・トランプ氏が5番街に金ぴか絢爛豪華なトランプタワーを建てたと思ったら、

1990年代初頭には、まさかの倒産劇! そして1990年代後半には、復活を遂げる!?

すごい方ですね~~(@_@。。

さらに様々なスキャンダルの数々・・・。
  ことあるごとにトランプ氏のお騒がせなゴシップニュースを耳にしながら 暮らしておりました。

 

政策に関しては、まったく疎いのでなにも申せませんが、

ライフスタイリストとして、私がいつも提唱している、

「内面の人格が外見に溢れ出る」 という観点から、

トランプ氏の眉間のシワや口角、まなざし、英語のトーンなどなどの佇まい、

ノンバーバルなプレゼンテーションからは、

正直に言うと 品格を感じ難い印象を受けてしまいます。

 

大統領や、首相、そして、もちろん国王、天皇など、国のリーダーになる方、

そして、もちろん国だけでなく、企業やグループのリーダーの方たちにも 求められることは、

「ノーブルであってほしい」ということではないでしょうか?

ノーブルという言葉を調べてみると・・・・、

高潔な、気高い、崇高な、りっぱな、称賛に値して、りっぱで、堂々とした、壮大な、すばらしい・・・・

ざっとこんな感じのお人柄。 つまり「人間としての品位品格」 があってほしいということですね。

あるメディア記事に「白人層がマイノリティになることへの恐れを持った人々に支持された」っと

書いてあったのがとても印象的でしたが、

どうか、時代に逆行して、人種差別や、男女差別をよしとする、古きアメリカ魂が復活して、

アメリカの品格が変わってしまいませんように・・・っと 祈るばかりです。

 

 

とても多くのみなさんが不思議に思う大統領が誕生してしまっても、

自分では変えられないことに、憂いて抗っていては仕方がないですものね。

ときは刻々と2016年から2017年へと流れていくのです!

ここから、いったいここから何が生まれてくるのだろう?私たちはいったいどう生きたいんだったのかしら?

もしかすると、なにかとてつもなくユニークな時代へのプレリュードかもしれない!っと。

全ての出来事を、なるほど~~きっと地球は変わりたがっているんだ!! っと、

受けとってしまいませんか?

 

そのためにも今、この瞬間に、新しい年2017年に向かって私たちができることは、

なにごとにもジャッジすることなく、心配することも恐れることもなく、

ただ、俯瞰して動向を見守ることではないでしょうか。

 

私たち日本人が、本来持っている 素晴らしいdignity (威厳、尊厳、品位、気品 ) と、

identity( 正体、身元、独自性、主体性、本性 ) を、来年に向けて研ぎ澄ませておきたいと思うのです。

私たち自身が、それぞれに自分自身を幸せにしていくことに、責任と自信と勇気をもって、

それぞれのライフスタイルを心を込めて愉しもう♪

Enjoy our own lifestyle.

 

 

 

っと言うことで、来年への思いを馳せながら、

私もそろそろ自分らしいお正月の支度をば、始めますね。

先日、12月に解禁になったばかりの フレッシュでフルーティな梅酒ヌーヴォー を頂いたので、

フルーツの酸味と併せると抜群な生ハムと一緒に併せてみようと思っています!

ぜったいにベストマッチなマリアージュになるはず~~~♪

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大好きな練り物など毎年のお節料理、今年は備前の器をインナーディッシュに、

バルコニーにある、手ごろな観葉植物の葉をあしらって。

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乃浬子流、お節の楽しみ方、いかがでしょうか?

もう  誰かに、何かに、どこかに、シアワセにしてもらう依存の時代から卒業して、

私たち自身が持って生まれたすばらしい感性を大切に活かしながら、

スポンテニアス(自発的)な ライフスタイル~生き方へとシフトしていきましょう。

 

みなさまにとって、ステキな2017年になりますよう♡

Happy New Year~~~♪

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今日もご一緒してくださってありがとうございました。

ライフスタイリスト 乃浬子 Noriko K. でした。

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2016年12月28日 | Posted in Column, gallery, イベント, , No Comments » 

自分スタイルのクリスマス – Wishing you a Merry Christmas♪-

こんにちは。ライフスタイリスト乃浬子Noriko K. です。

12月も半ばになって、今年もあと半月!

師走という言葉があるように先生も走るほど忙しい12月なのだけれど

この季節は、街中がクリスマス一色になって、とても華やいだ雰囲気に包まれていますね。

そこで、今日はクリスマスシーズンの、ちょっとしたトリビアをご紹介してみようと思います。

慌ただしい心をふっと休めて、ぜひ楽しんでくださいね♬

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◆ そもそも クリスマスってなんだろう? 

クリスマスと言えば、子供だけではなく大人も楽しみにしている一年の中で最も華やかなイベントですね。

日本では、レストランやホテルが数か月前から予約でいっぱいになる、

恋人達のメモリアルデーというイメージがありますけれど、

世界的に見ると、クリスマスは家族でゆったりと静かに過ごす日のようです。

クリスマスは英語の「Christmas」「キリスト(Christ)のミサ(mass)」という意味。

フランス語の「Noel」や、イタリア語の「Natale」なども、共に「誕生日」を意味しますし、

ドイツ語では「Weihnacht」と呼ばれ、これは「聖夜(キリストが生まれた夜)」という意味なのだそうです。

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つまり、クリスマスとはイエス・キリストが約2000年前にこの世に生誕したことをお祝いする日。

家族とともに、教会やお家で、静かにお祈りをささげる日なのですね。

 

◆ クリスマスの色は、なぜ赤と緑なの?

街中に溢れるクリスマスカラーというと、赤と緑。これにも深い意味があるようです。

「赤」はイエス・キリストが十字架にかかって流した血の色から「愛と寛大さ」を示し、

「緑」は真冬でも枯れずに、葉を茂らす常緑樹(もみの木やヒイラギ)の色から

「永遠の命・神の永遠の愛」を象徴しています。

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 なるほど~~クリスマスカラーの赤と緑は「愛と命の尊さの色」だったんですね。

そして、常緑樹に赤い実をつけるヒイラギは、クリスマスには欠かせないアイテムなのも納得です。

 

 色彩学的に観ると、この2色は、中間明度、最高彩度で、真反対な色相・・・補色の関係にある色です。

つまり、一番眼立つ、派手なコンビネーションってことで、この2色の華やか色の雰囲気が、

私たちの目に心に響いて、ワクワクなホリデー気分にしてくれるのかもしれません。

 

◆世界のクリスマスケーキはどんなだろう?

 日本のクリスマスケーキは、イチゴショートのイメージが強いですが、

それは大正時代に日本のある洋菓子屋さんが発案したもの。

それが今や、パティシエたちの腕の見せどころ!!っとばかりに、

繊細でファンシーな創作ケーキに溢れていますが、

本来のクリスマススィーツは、意外と素朴でお地味なデザイン。

ざっと有名どころを挙げると、フランス のビュッシュ・ド・ノエル、 

イギリスの クリスマスプディング、 ドイツの シュトーレン、

イタリアの パネットーネ、オーストリアの クグロフ、スペインの トゥロン

アメリカに至っては、もはやケーキではなく、人型をしたジンジャークッキー!などなどたくさん・・・。

 

mdcoffeecakes_2270_23293776Christmas cake panettone and Christmas decorations.

 ドイツのシュトーレン と、 イタリアのパネトーネ

 

ほとんどのクリスマスケーキは、ドライフルーツやナッツを使った

長期保存ができるフルーツケーキ系が主流のようです。

長持ちするっという観点から、日本のおせちに近い感覚なのかもしれませんね。

 

 

◆ 人種によってお祝いが違う?

ニューヨークのクリスマスイルミネーションはことのほか華やかで、毎年訪れる人を魅了します。

ロックフェラーセンターのビッグクリスマスツリーと、天使のオーナメントは息をのむほど美しい♡

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ところで、私がニューヨークに住み始めた頃は、たしか「Merry Christmas !」 っと書いた、

クリスマスカードやメッセージ、交し合う挨拶もこれでOKだった記憶があるのですが、

1990年代くらいになってからは、「Merry Christmas」 が、カードの文言から消えて行って、

「Season’s Greeting !」 (季節のご挨拶)  「Happy Holidays !」が主流になりました。

それというのもアメリカは、特にニューヨークは人種のるつぼだからなんですね。

アメリカにはユダヤ教の方たちもたくさん暮らしていて、

彼らは他宗教である  「メリークリスマス」とは言わないのです。

 クリスマスツリーではなく、独特の燭台 ↓↓↓  に キャンドルを灯して、

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ハッピーハヌカ Happy Hanukkah! と言い合って

このシーズンのユダヤ教のお祭り「ハヌカ」のお祝いします。

 

 

◆ Boxing day (ボクシングディ)って知ってますか?

イギリスや、カナダなど英連邦の国々では、12月26日はボクシングディといって、
国民の休日なのですが、これはいったいどんな日なのかご存知でしょうか?

実は、プレゼントの箱(Box)を開ける日!なんです!! 

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クリスマス当日にはプレゼントは開けずに、クリスマスツリーの下に積み重ねておいて、

翌日のボクシングディに、みんなでプレゼントボックスを開けて喜びを分かち合うという、

なんともほのぼのとした祭日なのですが、 

この名の由来は、教会が貧しい人たちのために

寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日

だったことからだそう。

そういえばドアマンたちにチップを渡すのも、この日だったことを覚えています。

 

ってことで、クリスマストリビアはいかがでしたか?

今の季節は街中に、クリスマスカラーと、美しいイルミネーションシャワーがあふれています。

一年に一回、このシーズンにクリスマスカラーのオーナメントや、手創りのクリスマスリースを飾って、

エクステリアとインテリアをコーディネイトしてクリスマスの演出をしてみると、

 心がワクワク弾んでハッピー気分になりますね♬

 

それぞれの楽しみ方があってもいいんじゃない?

日本は日本のこのシーズンの楽しみ方があっていい。

Happy holidays~~♪

あなたらしいステキなクリスマスをお迎えくださいね♡

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今日もご一緒してくださってありがとうございました。

ライフスタイリスト 乃浬子Noriko K. でした。

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2016年12月16日 | Posted in Column, gallery, イベントNo Comments » 

家族が集うとき♪ -Happy Thanksgiving -  

こんにちは。ライフスタイリスト乃浬子Noriko K. です。

日本では今日11月23日、勤労感謝の日ですね。

そして、明日11月第4木曜日は、アメリカではThanksgoving (サンクスギビング)という祭日です。

この似て非なる祝日が、それぞれにどんな日なのでしょうか? 

今日はそんなことを書いてみようと思います。

ぜひお付き合いくださいね。

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まず みなさまは、勤労感謝の日って、どういう日なのかご存知でしょうか?

私たちが小さい頃学校や家では、

「お仕事をしているお父さんに感謝しましょう。」っと言われて育ったのですけれど

実はその起源は「新嘗祭(にいなめさい)」という五穀豊穣を感謝することから始まっているのです。

戦前から、日本では毎年11月23日に、収穫した農作物を神様にお供えすると共に、

その作物を天皇が食する新嘗祭は、なんと、飛鳥時代に端を発しているといわれています。

 つまり、勤労感謝の日の起源は作物の収穫をお祝いする儀式だったということ。

八百万の神の日本らしい発想ですね。

です が、戦後になって天皇由来の行事はタブーだとされ、

アメリカに既存するLaborday(勤労の日)と、Thanksgiving (感謝祭) を、

一緒にしたような、「勤労感謝の日」と、ちょっとこじつけっぽい祭日が設けられたのだとか。

 

現在の勤労感謝の日は、「勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」とされています。

このセンテンスを、勤労だけでなく、全ての恵みととらえて意訳すると

『お仕事をさせて頂く「コト」で、良き「モノ」たちが生まれ、

「ヒト」が共に豊に幸せに暮らせること。命の循環に感謝しましょう。』

という感じではないでしょうか。

 

 

一方アメリカのThanksgiving も、五穀豊穣・収穫を祝うことが起源となっていて

新嘗祭の感覚に近いのかもしれません。

かつて、イギリスから新天地を求めて移住してきた清教徒たちが、

先住民のインディアンから農耕や狩猟を教わり生き延びて、

無事に作物が収穫できたことを祝い神に感謝を捧げ、

助けてくれたインディアンを招待して食事をふるまったのが感謝祭の始まりなのだどか!?

当時は、インディアンと白人、お互いに助け合っていて仲良しだったんですね・・・・(^_^;)

 

 

 Thanksgiving day は、毎年11月第4木曜日。

木曜日と、金・土・日をThanksgiving weekend と呼んで、家族が一堂に集います。

家族を大切にするアメリカ人にとってのこの週末は、

むしろクリスマスやお正月より大切にしている人が多いのではないかしら?

その証拠に感謝祭シーズンになると、故郷や実家に帰省しようとする人々で、

エアポートもハイウェイも全米の交通網がもうとんでもない大混雑!

どこか日本のお正月やお盆と、とてもよく似ているように思います。

 

 

アメリカ人のお友だちのお宅に招いて頂いたことがあって、

その時の記憶から、私の「サンクスギビング」のイメージは、

上にある写真のような、夕暮れ時にあったかい灯りのともった窓のあるお家のエクステイリア♡

そして、そのお家のインテイリアには、集った家族の笑顔と共に、こんな豪勢なお料理が・・・・

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ど~~~~ん!!っと\(◎o◎)/! 

感謝祭を象徴するお料理、スタッフドターキーです。

野菜・パンのクルトンなどを詰めてオーブンで焼き上げた「七面鳥の丸焼き」のこと。

マッシュポテトとグレービーソースを添えて、

甘酸っぱいクランベリーソースでいただくのが一般的ですね。

デザートにはアップルパイやパンプキンパイ。

そして大人気の、フットボールやメイシーズのパレードの中継をテレビで見ながら、

家族や親戚たちと一緒に団欒を愉しみます。

 

「メイシーズのパレード」というのは、ニューヨークの老舗デパート「メイシーズ」が主催する、

1924年から毎年続いているサンクスギビングのパレードのこと。

ニューヨークのアッパーウエストを出発して、ミッドタウンのメイシーズまで、

キャラクターたちの巨大なバルーンがパレードするんです♪

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A Hello Kitty float goes down 6th Avenue for the 89th annual Macy's Thanksgiving Day Parade as seen from above street level on Thursday, Nov. 26, 2015, in New York. (Photo by Ben Hider/Invision/AP)

私は、パレード出発点にほど近いニューヨークのアッパーウエストサイドに住んでいたので、

パレード前日に、自然博物館脇に準備されて、今か今かと出番を待つ

たくさんのバルーンたちを見に行ったものでした。

日本のアニメから世界的なアイドルになった、ピカチューや、キティちゃんなどの

堂々とした巨大バルーンに遭遇すると、なんだかやたらと嬉しくなるものですね(笑)

 

Thanksgiving dayの翌日を「ブラックフライデー」と呼んで、クリスマス商戦がいっきにスタートします。

この日を境に街中が一斉にクリスマス一色になって、いよいよ本格的に冬が到来!

光り輝く華やかなクリスマスシーズンへと、ときが流れていくのです。

 

っということで、勤労感謝の日と、サンクスギビングデーのお話は、いかがでしたでしょうか?

私には、どちらも「共に生かして頂いていることに感謝する日」 

ざっくり言うと、そんな日なのかな~っと感じるのです。 

でもね、そうだったら、この日だけに限らず、日々感謝していたいものですけれど(笑)

 

 

ちなみに、新嘗祭は宮中だけでなく、11月23日に、伊勢神宮や出雲大社などでも

行われているそうです。

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伊勢神宮などをはじめ、新嘗祭の儀式を部分的に観覧することができるところがあるようなので、

深まる晩秋の日に、どちらかの神社に参拝して、

古の日本人の自然への感謝の心に触れてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

今日もご一緒してくださってありがとうございました。

ライフスタイリスト 乃浬子Noriko K. でした。

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2016年11月24日 | Posted in Column, gallery, イベント, No Comments » 
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