Column

「眺めのいい部屋」– A room with a view –

初めまして!

今日から、「窓のあるライフスタイル」をみなさまとシェアしてまいります
ライフスタイリスト乃浬子Noriko K. と申します。

ライフスタイルのHAPPYな暮らし方や、日常のちょっとした気づきなどを
みなさまとご一緒に愉しんでいきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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さて、「From Windows」第一話は、「窓」からの連想ゲームを・・・。

みなさまは、「窓」という言葉から、何をイメージされるでしょうか?

「景色」「家族」「広がり」「季節」「暖かさ」「空」「素敵なライフスタイル」などかしら?

 

私は今、ふっと「眺めのいい部屋」という映画のタイトルの、この言葉が浮かびました。

ずいぶんと昔に観たこの映画の題名が なぜかとても心に残っていて大好きなのですが、

きっとそれは、オープニングに流れていたプッチーニのオペラ

「ジャンニスキッキ」の中の ” O-mio-babbino-caro” 「私のお父さん」という曲とともに、

今も美しい映像の余韻が残っているからなのかもしれません。

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1907年、まさにアールヌーヴォー全盛期の、フィレンツェとイギリスを舞台にした

英米合作のこの映画は、イギリスのハイソサエティのノーブルなライフスタイルを、

上流階級が喋る英語のトーンから、衣装やセット小道具の細部にまで、

ただ型式をなぞるだけでなく、時代の色調や空気感に至るまで精密に描写されていて、

アカデミー賞8部門でノミネートされ、脚色賞、衣装賞、美術賞の3部門を受賞しています。

 

ところが、この映画のジェームス・アイヴォリー監督は、アメリカ西海岸のお生まれだそう!

そういえば、のちの名作”The Remains of the Day”

(「日の名残り」Kazuo Ishiguro 原作) にしても、

彼の描く英国スタイルはとても甘美で、それはきっとアメリカ人ならではの

歴史あるヨーロッパ、とりわけ英国の伝統美へのあこがれと、

客観的な視点からのオマージュが綴られているからなのかなっと感じます。

例えば、この映画の主人公、ルーシーとジョージという身分違いの若い恋の行方を、

監督はまるで「窓」の外から見守っているような・・・そんなちょっとクールな優しさを

感じるのは私だけではないのではないでしょうか。

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先に書いた、プッチーニの名曲のほかにも、オペラやクラッシックの美しい曲たちが、

映画の随所にちりばめられていて、情景に彩を添えています。

なんだか上質なクラッシック文学を、映像から読んでいるような気分がしますね。

 

「眺めのいい部屋」のテーマは、『心を解放して自分らしく自由に生きていくこと。』

これは100余年前、階級の縛りの強かったイギリスでは さぞ大変な選択だったことでしょう。

でも、現代を生きる私たちにとっても、やはりこれは普遍のテーマなのではないでしょうか。

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私の部屋の窓を開けると、映画のようにフィレンツェのドォーモは見えないけれど(笑)、

今朝は、金木犀の清々しい香りが一斉に部屋中に流れ込んできて・・・。

 

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窓から四季折々のメッセージを受け取るとき、

それは風だとか、鳥の声だとか、木漏れ日だとか、雨音だとか・・・どんな小さなことでもいいのですけれど、

私の部屋からの眺めを、自分らしい感性で受け取って、大切に愛しんでいきたいと思っています。

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あなたの「窓」のイメージは何でしょう?

そっと思い描いてみてくださいね。

そこからきっと、あなたらしいライフスタイルが観えてくるはずだから・・・・。

 

 

今日もご一緒してくださってありがとうございました。

ライフスタイリスト 乃浬子Noriko K. でした。

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2016年10月01日 | Posted in Art, Column, gallery, No Comments » 
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